社長ご挨拶

わたしたちは新しい価値の創造を通じて
社会に貢献します。

大垣扶桑紡績株式会社のホームページにようこそ。

当社は、それぞれ70年近くの歴史を持つ大垣紡績と扶桑紡績の2社が、2003年(平成15年)に合併して新たに設立された会社です。現在は東レ株式会社の国内関係会社の一員として、東レグループの掲げる糸・わた/テキスタイル/縫製品の一貫型サプライチェーン拡充政策の一翼を担っています。

「水都」と呼ばれ溢れ出る清流に囲まれた大垣工場(岐阜県)、国宝「犬山城」に近く、古くから養蚕業が盛んで豊かな自然に囲まれた扶桑工場(愛知県)の両工場で、ウールを初めとした様々な天然繊維と、ポリエステルやアクリル、レーヨンといった合成繊維、再生繊維、更にはアラミドなどの高機能繊維の綿(わた)を様々な手法で組み合わせ、お客様それぞれのご要望(風合い、機能性)にお応えする高品位、高品質の紡績糸(撚り合わせた糸)を開発し、企業ユニフォーム、学生服といった一般衣料用途向け、消防服などの特殊衣料用途向け、車輌用モケット、バグフィルターといった産業資材用途向けと、幅広い用途に向けて生産、販売をしています。

国内の紡績産業は、かつては日本経済を牽引する主要産業でしたが、その後の国際間競争の激化や生産の海外移転、輸入繊維製品の急増等の取り巻く環境の構造変化によって、その成長力を失っています。しかし当社は永年培ってきた生産技術や開発経験にさらに知恵と工夫を重ね、お客様との信頼関係の中で「商品(紡績糸)の高度化・高付加価値化」を実現し、これまで以上にお客様に信頼され愛される会社を目指して参ります。

地元に根ざし、地元の地域社会とともに発展し、地元が誇れる会社を目指して参ります。未来に向かってたゆまぬチャレンジを続ける大垣扶桑紡績を何卒よろしくお願い致します。

大垣扶桑紡績株式会社
代表取締役社長
小林 弘明